インプラント舌側サイドスクリュー
昨日、来院された患者さんは去年の12月に1次手術を終え、来月2次手術を予定している。

上部構造体の最終確認のため、見積もりを差し上げた。その中で、「この、舌側サイドスクリューってなんですか?」と聞かれたのでご説明申し上げた。

さて、インプラント構造を少し復習しましょう。インプラントには主にワンピースとツーピースがあります。
インプラントの構造

通常、特別な理由が無い限りツーピース構造となっているインプラントを用います。理由は、確実性と自由度の高さから、ワンピースを遥かにしのぐメリットがあるからです。ワンピースのメリットは、術式が簡単でビギナーでもある程度のインプラントができ、コストがかからない(ツーピースの半分〜1/3程度)ということですが、多くの歯科医師は簡単で安いというメリットを、絶対的なメリットとは感じていないために、ワンピースのディメリットから、ワンピースは用いない。

そして、インプラント治療において、患者さんが目にすることの出来る上部構造を装着する方法だが、これにも2種類の方法がある。

インプラントの装着方式
一般的にはセメントで合着する、セメント方式が用いられるが、私は、ネジでとめるスクリュー方式を採用している。理由は、ネジ止めであれば、術者が希望する時に簡単にはずせ、後のメインテナンスに非常に便利である。また、セメントを使わないので、理論上、外冠とアバットメント(内部の心棒)の隙間を0レベルに出来る。
インプラントセメント方式とスクリュー方式
セメント方式では、必ずセメント分の厚さができてしまい、そこにはセメントの取り残しやギャップによるプラーク(歯垢)の停滞を招く原因になる。インプラントもプラークが付着するので、歯周病様の病気になることがある。よって、スクリュー方式が理論上、最も優れた上部構造の装着方法であるが、一般的でない理由が多々ある。最も大きなハードルは技術的に非常に難しいと言う点だ。術者の配慮と技工士の神業ともいえる技術、そして患者さんの時間が必要となる。

理論上誤差を0レベルにするということは、口で言うのは簡単だが、これが大変難しい。型取り材料や石膏模型材、金属の収縮や膨張など全ての誤差を微調整しながらの手仕事には、非常に多くの労力と時間を要する。直径1mm、長さ3mm程度のチタン製サイドスクリュー1本だけでも原価で1万円する。何でもF1マシーンに使われているネジだそうだ。場合によるとワンピースインプラント1本より高価である。

そして、技術的に高度なものは当然、コストがかさむ。技術レベルの高い技工士の技工料金は当然高い。時間もかかる。よって、型取りをして完成するまでに最短で1ヶ月を要することが常である。

常に本物にこだわり、最高のものを施術するのが、歯科医師としてのプライドでもあるので、暫くはこのシステムを変えないつもりだが、それには多くの人々のバックアップあってのことだと思う。是非、皆様の理解をいただけたら幸いと思う今日この頃である。

東国原英夫宮崎県知事 in 東京マラソン
子供のクラスの担任の先生と友人が、東京マラソンに出場とあって、ちびっ子大応援団が結成された。

我が家のすぐ近くがコースとなっており、脚立や椅子、横断幕を持参し、あらかじめランナーと打ち合わせしていた場所を陣取った。最初は、日が当たりぽかぽかと暖かかったが、すぐに日が陰り、手がかじかむ。

東京マラソンは有名無名の3万人の人々が走る。日テレアナウンサーの羽鳥さんやタレントの西岡すみこ(?あまりよく知らない^^;)、宮崎県知事の東国原知事・・・3万人のランナーから、まさか有名人は探せないだろうと話していたら、東国原知事が通過した。「お付の人が伴走しているので、有名人はきっとわかるよ」なんて話していたが、全く単独のような感じで、両車線あわせて6車線ぐらいのところを、目の前を通過し、発見できたのは非常に幸運だったといえる。
東国原宮崎県知事
知事も、ちびっ子大応援団に思わずにっこりと手を振ってくれた。

様々なコスチュームで、さながら欽ちゃんの仮装大賞のような趣もある。「スパイダーマン」「ピカチュー」「ケロロ軍曹」「殿様」「メイド」・・・ランナーの名前は分からないが、仮装している人には名前を呼びかけ「ピカチュー!がんばれ〜!」と声援をおくりやすい。走るほうも応援するほうも、なかなか楽しめるイベントだと思った。

ちびっ子大応援団が、クラス担任を発見。「せんせ〜!」「先生!!」と皆で声をかけるが、どうやら先生はちょっと恥ずかしいらしい。小さく反応しかしてくれなく、クラス担任の顔を知らない私は、広角でランナーの軍団を撮るしか術がなかった。

子供に「お父さん?撮れた?」と聞かれ、「う〜〜ん、今一顔が分からないから、小さくしか撮れてないかも・・・」と答えると、ちょっと不満そうに写真を確認していた。

「ああ!撮れてる撮れてる・・・この後ろにいる人、先生だよね・・・」と満足そうだったが、その他の写真を確認している際に、東国原知事を見つけると、子供達は興奮のルツボに包まれた。

マラソンに出場する先生も、スターだが、目の前で手を振ってくれた知事も、子供達にとっては正に大スターだったようだ。


また、インプラントに関係なくてすみません m(_@_)m
インプラントとSEO(SEM) 再び
SEMと聞くと、我々は走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope)だが、最近ではSearch Engine Marketingになるようだ。

実際、Yahoo!で検索すると、スポンサーサイト以外に、電子顕微鏡の文字を見ることは無い。

完全に、電顕なる言葉を駆逐してしまっており、新たな言葉が古くからの言葉を凌駕してしまっている典型例であろう。インターネットの登場により、言葉の変化も高速化した。

私の患者さんの一人で、ある企業の社長さんがいる。随分前から通って頂いており、今は退職され、一線からは退いているが、その方から興味深い話を聞かされた。

その方は、非常に多くの患者さんを私に紹介してくれた方だが、その紹介する際のエピソードというか傾向についてである。自分の部下や関連企業の同じような地位の人は、その人から私を紹介すると、2つ返事で来院すると言うそうだが、そうでない人は、まずはホームページを探し、その内容を見てから来院するとなるそうだ。

ホームページの探し方も様々であるようだが、ほとんどの人たちは、歯科医院や歯科医師名または治療名は覚えやすいので、その言葉を頼りに検索する。すると、当時は、医院名を入れてもトップにあがってこないという状態のHPであったので、当然、検索者達はインターネットの大海で漂流することになり、最終的には治療名で検索し、いろいろなHPを見て、紹介されたイメージと合致する歯科医院へ来院するということがあるそうだ。

当院のHPは、今でこそそのようなことは無いが、サーチエンジンフレンドリーなどとは随分かけ離れたものであり、結果、迷惑不便をおかけすることになっていたと反省している。

結局、その紹介者との結びつきが強ければ、ネットで検索するより、日ごろの信用が私への信頼に変わるようだが、それほど結びつきが強いわけではない人は、ネットで検索するほうが良いと言う事になるのだと、聞かされた。

そういえば、以前は、看板も無かった。HPも集客効果を狙ってと言うよりは、歯科医療従事者のための勉強会用に症例提示を主としていた。当然、紹介を受けた方々は、医院の前を通過してしまい、当院のHPを探しているうちに漂流してしまう。これではいけないと、看板も小さいが付け、HPもサーチエンジンフレンドリーのものに仕立て直した。

今はそこそこ、患者サービスに則した看板とHPになっているが、いかがであろうか・・・
ネガティブキャンペーン
一昔前、米国内のペプシのCMであからさまにコカ・コーラを比較対象としたCFがあった。内容は覚えていないが、ユーモラスに皮肉ったシナリオは、微妙絶妙とも意見が分かれるような内容であったと記憶している。

問題は、そのCMを日本国内でそのまま流すことだ。当然、そのまま日本のお茶の間に流れることはなく、オブラートに包んだ内容となった。日本の法律または慣例で、比較広告は禁止されている。CMの中で比較する際には、必ず自社製品との比較としている。

米国内では比較広告どころか、ネガティブキャンペーンなることが、時々行われる。不買活動などがその典型例であろうか。20年も前の話であるが、日本の自動車メーカーは、日本人からしてみればいわれのない攻撃を受けた。日本車というだけで、銃撃を受けたり、マスコミの前で、日の丸と日本車を焼かれた。

未だに、そのようなネガティブキャンペーンは理解に苦しむのが日本人の感覚であろうが、世界は確実に相手の弱点を合法非合法問わず突いてくる。非合法であれば、合法になるようなルールを作ってしまうのが、世界だ。

ここ数年の歯科業界にもそのような現象を見ることが出来る。

特にドックイヤー(いやマウスイヤーか?)といわれるインプラント業界では、その動きが激しい。

7、8年間程前、業界で最大手・最古参のブローネマルクシステムズがステリオス社を吸収合併し、ノーベルバイオケア社となった。そのあたりを機に、国内でステリオスを輸入販売していたY社は急速にインプラントの販売に支障をきたすようになったと感じた。Y社の担当者は吸収合併後もノーベルバイオケア社の製品を扱いますので、引き続き宜しくお願いしますと言っていたが、合併後の生産ライン見直しにより様々な部品が突然廃止になり、担当者もユーザーも大変苦労した。担当者からは、他のユーザーのため、私がストックしていた部品を譲ってくれないかと何度か頼まれたこともある。今ではY社のインプラントの取扱いはなくなって、ノーベルバイオケア・ジャパンが行っている。

結局、ステリオスは消滅した。ブローネマルクシステムズはノーベルバイオケア社に改名し、ブローネマルクとリプレイス(ステリオス)のラインアップとなったが、今ではリプレイスのインターナルコネクトバージョンである、セレクトが主流となっている。自社のブローネマルクシステムではなく、ステリオスの流れであるセレクトが今後の主力製品になっていくそうだが、見事にステリオスのエッセンスを吸収し、進化させノーベルバイオケア社としての主軸にしてしまうところが、実に狩猟民族的だ。

当時、ステリオスユーザーだった私がこの時学んだのは、全てのインプラントメーカーはユーザーや患者のことを考えていないということだった。誰だったか、経済学者(高名な経済学者だったと思う)が言うように、企業は企業利益を追求する。当然だ。であるならば、「ユーザーや患者のことを考えていない」と、嘆き、遠くのほうから吠えるより、企業が目指す企業利益と我々が目指す利益が同じベクトルを目指すのが良いだろうと思った。

ただ、問題なのは、我々歯科医師の目指す利益は2つに分けられる。一つは企業利益とも言うべき、医院利益であり、もう1つは患者利益である。見分けは難しい。企業利益を追求する会社も、「お客様のために」「お客様は神様です」という。

どこを目指すかは、各ユーザーが考えればいいことであるが、私は断固、患者利益を追求するべきだと思う。患者利益を追求した結果、医院利益が生じるもので、医院利益を達成するために患者がいるわけではないから当然だ。

そういう観点から、新規にインプラント始める先生には、助言をさせてもらうようにしている。

少し前に、インプラントのメーカー選びについて書いたが、インプラントを行う先生の最初の悩みは、その採用メーカー選びのようだ。

是非、「患者さんにとってインプラントは一生ものであること」を念頭におき、慎重に採用メーカーを選び、インプラントについて学び、技術の修練に励んでいただきたいと思う。
御礼参り
本日は日も良く、参道はお参りの人々で賑わっていた。

車を停めたところのすぐ近くの蕎麦屋で、遅い昼食をとることとなった。お参りしに来て、先に食事とは不敬な奴だと叱られそうだが、蕎麦屋の営業時間の都合もあり、先に食事をさせていただいた。

その蕎麦屋の蕎麦は黒い。その分、蕎麦の香りが強く、歯ごたえもあるので私のお気に入り店である。うどん派の上の子も、珍しくおいしいと食べていた。下の子は、何度か来ており、蕎麦湯が気に入っている。すっかりお参り前に満腹になってしまった。

鳥居をくぐりしばらく続く屋台を見ながら歩いていると、かるめ焼きの実演販売があった。ザラメを火であぶりカラメルにしたところで重曹を混ぜ、冷やして膨らませる。見事である。

子供達は食い入るように見ていたが、私はその隣の焼きとうもろこしが気になった。とうもろこしもおいしそうで気になったが、何と言っても、小さな女の子が焼いて売っていたのが気になった。初めは店番だけかと思っていたら、ちゃっちゃとお湯から茹でたとうもろこしを出し、串にさしてタレを付けて焼いている。お客への対応もしっかりしている。すっかり見惚れてしまった。

とうもろこしを焼く少女

参拝の列に並び、御礼参りをすませると、直ぐにかるめ焼きと焼きとうもろこしのところに戻った。かるめ焼きを買い、子供に「とうもろこしも買おうか?」と尋ねると、私の気持ちを察してか、同じ気持ちになってか、「いいねぇ〜」と賛成してくれた。「2本下さい」と言うと、我が家の2人の子供を見て「小さいのですか?大きいのですか?」と確認した。「大きい方ね」と私が言うと、同時に、その応対の口ぶりに驚いた家内から「何年生?」との質問があった。「3年生です」・・・私も驚いた。我が家の下の子よりも小さい女の子である。すると、横から弟君と思われる少年が、ガムを持って現れた。お姉ちゃんにガムと小銭を渡したところを見ると、差し詰め、店番に飽きた弟君にガムを買い与えていたというところであろう。とにかく感心の一言に尽きる。

我が家も家内の実家も商売をやっていて、家内も「私も小3ぐらいにはお店番していたなぁ」と言っていたが、店と出店では違う。

私も小6ぐらいだったろうか、一人で店番をしていた時、「あら?一人?じゃあまた後で来るわね。」と言われ、「なんだよ。俺だって値段分かるし、できるよ。」と悔しい思いをしたことがある。が、今思うに、それは、子供だからと言うよりは、子供なりの応対しかできなかったから、お客さんはそのような発言だったのであろう。きっと、あの女の子のようにしっかりとした対応が出来ていれば、子供だとか大人だとかあまり関係なかったのではないだろうか。いや、むしろ彼女の応対に感心した分、お腹いっぱいだったにも関わらず、とうもろこしに興味を示し、食べてみたくなったわけで、あの女の子は見事、子供というマイナス要素をプラスに変えてしまった。

是非、10年20年後ぐらいには、彼女と一緒に仕事をしたい。
医療水準の維持向上
医学は日進月歩であるということを、知っている者は多い。また、それにキャッチアップしていこうと考える医療従事者も多い。しかし、自己のスキルを磨き、時代のニーズに対応できるように進化していくにはどのようにし、また行動している人は少ないのではないかと思う。

人は怠惰な生き物だ。だから、簡単で快適な生活を目指す。その為に努力するのだが、努力せずに目指すだけでは、何も変わらない。

仮歯で紅白2回
名古屋の有名な先生から、ある人がインプラントで非常に困っているので診て欲しいとの紹介を受けたのは、今から4,5年前のことである。

VIPだということで、紹介を受け、お会いしたらなるほど、VIPであった。何でも、大阪の有名な歯医者さんでインプラントを受けたがあちこち調子悪く、痛くて食事も出来ないとの事で、その先生のところに相談にいらしたそうだ。

基本的に芸能人の方々は忙しいが、大御所であればあるほど、スケジュールを自分でコントロールすることが可能なようだ。しばらくは、治療優先にとのことで、2年がかりで治療をすることになった。患者さんとしても非常に優秀な方で、セルフケアの重要性もよく認識していただき、また、治療にもこまめに通っていただけた。

インプラントのみならず、通常治療も含め、数名の歯科医師を抜擢し、チームを組む。基本的に私は、根管治療を行わないので、腕の良い根管治療を行ってくれる歯科医師を選んだ。

インプラント治療で最も困ったのは、使われていたインプラントである。レントゲンからほとんどのインプラントの区別はつくが、判別以前に愕然とした。以前のブログにも少々触れたことがあったと思うが、流通性の低いというより、あるグループが独自に開発したインプラントであった。しかも、ワンピースインプラントである。

簡単に抜けてしまった、インプラントはまだ良いが、中途半端に残ったインプラントを工夫して残し、使っていくには私だけではなく、患者さんも大変苦労した。

その患者さんには、職業上、絶対仮歯は嫌だと最初に言われた。

私のポリシーは、例えアメリカ大統領であろうと、稲川会の頭であろうと、出来ない仕事は引き受けない。仮歯に変えさせてもらえなければ、治療が出来ないので、一旦は断ろうとも思ったが、仮歯で不自由はさせないと説得し、治療を開始させてもらった。

基本的に私の専門は歯周病治療である。歯周病の治療は、簡単に言うと口の中のリフォームだ。然るに、古い冠や詰め物を全て取り外し、仮歯に変え根気強く口の中の環境整備をしていく。歯周病治療の中で、最も治療に長い時間を費やすのは仮歯作りだということも良くある。

当然、仮歯作りが得意になるのはあたり前田のクラッカーで、このケースについてもかなりの自信があった。上顎はほぼ全て、下顎は前歯部全てと臼歯部の一部を仮歯に変え治療を行った。

結果は、大満足していただいた。いやむしろ、仮歯は軽く、色や形の修正が容易で、患者ニーズに即座に対応できるため、仮歯のままで居たいと何度か言われたぐらいだった。

仮歯で紅白にも2度出ていただいた。もちろん、誰も気づかない。生放送の紅白で、仮歯が外れたら歯医者を辞めるぐらいの覚悟をしていた。大げさだが、そのくらい内心、自信があった。

以来、心配性な患者さんに、仮歯だと見栄えが悪かったり、すぐ取れたりしませんか?と必要以上に懸念される場合には、「大丈夫。仮歯で紅白に2回出た人がいますから、紅白に出るほどのことはないでしょ?」と説得すると、皆、笑いながら安心してくれる。

良い、説得の口実が出来て、私も別の意味でも仕事をさせていただいて感謝している。
頑張れ!小さな選手!
今朝、私の出勤時間と家内たちの都合が合ったので、見送りを兼ね送っていった。

2月1日からの数日間は、小学6年生を持つ都内の親御さん達にとっては、ここ数年間の成果を問われる日々である。

受験校の校門を見て驚いた。7時30分開門ということで、5分ほど早めに着いたが、既に塾の先生達による人並木が出来ていた。片側50人程計100人ぐらいと思える人並木は、出征を見送る列のようだ。正に受験戦争か。

そもそも、中学受験などというのは私は反対である。中学までは義務教育であり、教育に関しては国や社会が責任を持つものであろう。しかし、私立の中学行きを願う親の弁を借りるならば、公立ではまともな教育をしてくれないと言うことで、2月1日に小学校のクラスにいた子は2人だけというような状況になっている。何かが間違っている・・・

教育を受ける権利は、国民が国に対して要求できる基本的人権の1つとされ、日本国憲法第26条第1項に「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」という規定がある。

この概念に基づき、義務教育は存在するのであれば、まともな教育を施せない公立小中学校の存在は、違憲である。より高いレベルの教育、独自の教育を求め私立学校へ希望するのであれば、そもそもの私立学校の存在理由に合致するが、都内の現状はどうやら違っている。

一時期「ゆとり教育」なる言葉を耳にしたが、最近では「ゆとり教育」なる教育政策は見直す必要があるとの見解から、国もやっと自覚し始めたようだ。「ゆとり教育」により危機感を募らせた親達が、今の歪んだ構造を生み出しているのは間違えないが、親にとってみれば「ゆとり教育は間違えで、今後は修正します」では済まされない。その子に次は無いのだから、親だけを責めるわけにはゆくまい。「ゆとり教育」の弊害により、学習の機会を失い、芽を摘まれてしまった人たちにとってみれば、それこそ薬害エイズやC型肝炎と同じくらいの重大な国の落度と思えるのだが、国を相手取り訴訟に勝ったとしても、失った日々と能力は戻ってこない。

正に、受験戦争と・・・人並木を尻目に坂を下っていくと、続々と母子、父子のペアを見かけた。

そんな中気づいたのは、親の緊張した面影とは対照的な子供達の生き生きとした顔であった。母が小走りに歩く横を、後向きに飛び跳ねながら何かを語りかけている男の子の笑顔が印象的であった。

大人は、戦争という言葉を使うが、子供達にとっては競争なのであろう。

改めて、子供の順応性の高さに驚かされたと同時に、歪んだ社会の中でも、たくましく育っている子供達に安堵感を覚えた。


インプラントとは関係なくすみません。m(_@_)m


Happy Anniversary!
今から7年前の2001年2月1日。アーク歯科が誕生しました。私たちは大学での勤務経験のみで、開業のことは全くのわからず、手探り、手作り、試行錯誤での開業でした。事実、開院2/1の早朝まで工事を行ってもまだ終わらず、1番2番ユニットのドアは仮設のドアだったことを今でも昨日の様に覚えています。

大学でのある日、先輩開業医から、「大学でやっているようにやっていたら開業医にはなれない。開業医になれないから大学にいるんだろぉ」との言葉に、「絶対、大学と同じクオリティの仕事をしても成功させてやる!」と奮起一番したことは忘れません。

沢山の人に支えられ、日々進化してきたことは、誠に嬉しい限りではありますが、医療は日進月歩。初心を忘れることなく、これからも日々研鑽していきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   

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