ラオス出張記 2011年7月1日(金)ハノイ:曇り 東京:晴れ時々曇り
0時5分発,成田行きVN954は予定より少し遅れて搭乗案内があった.機内は老人会の団体さんでいっぱいだ.黄色やピンクのリボンをつけたご老人達で埋め尽くされ,私の隣も,その老人会の方だった.私が席にたどりつき,自分の荷物を棚に入れると,何やらそのご老人も荷物を入れたそう.「お荷物,入れましょうか?」と尋ねると,パッと表情が明るくなり「ああ,お願いします.日本人?ジャッパニーズ?」と聞いてきた.笑いながら,「そう,日本人です」と答えたところから,世間話が始まった.
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ラオス出張記 2011年6月30日(木)ビエンチャン:曇り時々晴れ
7時(日本時間9時)に目が覚める.アラームはセットしていなかったが体内時計がそろそろ現地時間に合ってきたようだ.

体重計に乗ったら,2kg増えていた.感覚的にはもう少し増えている感じがする.罰として朝食は抜き.溜まっていた日本からのメールに返信したり,日本のニュースを見る.長野の松本市で震度5強の地震があったようだ.
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ラオス出張記 2011年6月29日(水)ビエンチャン:晴れ時々曇り時々一瞬雨
朝3時(日本時間5時)に目が覚める.覚えていないが嫌な夢を見たような気がする.
冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターを出し,2口ほど飲んで再びベッドに入る.目覚ましに起こされたのはそれから3時間後であったが,途中起きたせいかまだ眠い.もう1時間だけ寝ることとした.
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ラオス出張記 2010年6月25日(金)ハノイ:晴れ 東京:晴れ
0時15分,少し遅れて,成田行きの搭乗案内があった.機内に乗り込むと,中は寒いくらいに冷房が利いていて,さきほどの空港とはずいぶんと違う.飛行機は行きと同じ,小さめのAIRBUS A321で通路を挟み3列3列の座席がある.ビエンチャンの空港でチェックインをする時に,「1人は通路側,もう一人は窓側の席で」と頼んでいたが,窓側と中間の席になっていた.おまけに通路側の席には別の乗客がいる.2人一緒にチェックインしたことが悔やまれた.全ての乗客の搭乗を終え,飛行機が動き出すと同時に,我々も席を移動する.機内は空いているので,何もおとなしく大人3人が窮屈な思いをする必要はない.3列を一人で使えばファーストクラスだ.横になって寝られた.しかし,機内が明るいせいか寝られない.どうせ寝られないならと日本から持ってきた仕事をした.1時間ほどで,機内が消灯となったので,仕事をやめ同時に眠りに就いた.
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ラオス出張記 2010年6月24日(木)ビエンチャン:曇り時々晴れ
8時少し前に自然と目が覚める.アラームをセットした時間の少し前に目が覚めるのは気持ちいい.すっかり体もここに馴染み快適な朝を迎えることができるようになったのは,おそらく,枕が丁度良い高さだからだと思う.もらって帰りたいくらいだ.ベッドの硬さもちょうどいい.硬めでしっかりとしている.同じくもらって帰りたいくらいであるが,ベッドは無理そうだ.
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ラオス出張記 2010年6月23日(水)ビエンチャン:晴れ時々雨
起きぬけにメールをチェック.昨晩返信したメールに返信が来ている.2時間遅れの時差は丁度いい,あちこちに返信を書いていたら,朝食を食べる時間がなくなった.
 
8時45分の迎えの車に乗り,大学へ向かう.

「サバイディ〜!」まったく勉強してこなかったラオ語だが,3日目ともなると,挨拶くらいは覚えた.彼らにとってブタオペは生まれて初めての経験である.いい経験にしてもらえるように頑張ったつもりだが,はたしてどのような反応か心配だ.
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ラオス出張記 2010年6月22日(火)ビエンチャン:曇り時々雨
 静かな朝だ.周囲の騒音は少なく,安眠できる.朝食はホテルで摂ることにした.5年前に訪れたカンボジアはプノンペンでの朝食を思い出し,絶妙な味付けのフォーを期待した.しかし,あいにくフォーはなく,代わりに中華粥があったので頂く.またこの中華粥が素晴らしい.見た目はなんの変哲もないお粥だが,これまた絶妙な味付けで,アジアン遺伝子のスイッチが入る.複雑なアミノ酸の組み合わせは,アジア共通のバイブルともいうべきか.2杯目が欲しいところだが,迎えの時間が迫っているためあきらめた.
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ラオス出張記 2010年6月21日(月)東京:晴れ ビエンチャン:曇り
昨晩からの軽い頭痛が治らない.あまり飲みたくはなかったが,頭痛薬を3錠飲み,家を出た.寝不足が原因だろう.今回,ラオス国立ヘルスサイエンス大学へ講義をしに行かせてもらうという栄を頂いたが,ちょっとした事務的なミスで,直前までバタバタしてしまった.授業には授業計画書,つまりシラバスがあるが,それに沿って講義を行わないといけないとわかったのが,10日程前であった.講義は2日間,2人で分担される.あわてて,6項目を分担し,私の担当は,「歯周組織の診査診断」「歯周外科手術」「歯周補綴」と決まった.もともと,計画していた「ブタ下顎骨を用いた歯周外科手術:通称ブタオペ」も,ブタ下顎骨の入手が可能だとわかり,本格的にコンテンツが決定したのは,出国1週間になってしまった.もっとも,時間が十分あったとしても,人間,ギリギリにならないとやらないものであるが,さすがに今回は他の仕事とも重なり,久々に気力と体力の限界を感じた.歳はとりたくないなどと,考える余裕すらない.
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講演会-あとがき-
本日、某歯科医師会の講演会が開催された。お題は「歯とインプラントのトラブル対応とメインテナンス」であった。

数か月前に講演依頼を受けた際、担当の先生とテーマを決めるのに少々手間取った末に、このようなお題となったが、少し大風呂敷を広げすぎたと反省した。

まとを絞ったつもりであるが、あれこれ話そうとまたもや詰め込みすぎた嫌いがあり、毎度のことながら、終了時には「もう少し、うまく話せるようになりたい」と猛省する始末である。

2時間の講演の後に、30分程度の質疑応答の予定だったが、ほぼ質疑応答の時間まで使い切り、ジャスト12時に終了した。ご用意いただいた後席の昼食会でも、いくつかの質問に答えさせていただいたが、多分、答え切れていないような感じがしてならない。

講演会の中でも、話しきれなかったこともあり(おいおい、まだあるんかい?)、補助としてお手伝いして頂いた、期待の若手(美人?)歯科医師2人の復習の意味も兼ねQ&A方式で簡単にまとめてみたい。
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歯科用CTセミナー〜あとがき〜
今回で2回目となった歯科用CTのセミナーが無事終わった。歯科用CTのセミナーは、インプラントや歯周病のセミナーより、正直緊張する。

理由は単純で、畑違いだからだ。

然るに、放射線学の基礎的な話しはできなく、どちらかというと臨床的な話しが中心となってしまうことは否めない。主催側も受講者も、臨床的な話しを望んでいるということで、双方の思惑は一致してはいるものの、内心、学問的な話しが出来ずに申し訳ない気持ちで一杯だ。
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ブタオペセミナー
恒例のブタオペセミナーを今年も手伝わせて頂いた。昨年は、アストラテック・インプラント・レクチャラーズ・ミーティングに参加するため手伝えなかったが、ここ数年は手伝わせて頂いている。レクチャラーズミーティングとは文字通り、アストラインプラント講師が一同に会し、アストラインプラントの最新を勉強しあう会である。昨年は、そのミーティングで、講演者の栄を授かり発表の機会を得た。スウェーデン大使館で行われたそのミーティングには、国内のアストラ公認インストラクターが30名程参加しており、久々に緊張したのを昨日のように覚えている。

さて、ブタオペとはなんぞや。

ブタの下顎を用いての、手術の練習である。ブタ顎骨は数も手に入り易く大きさも適当で、手技を研鑽するにはちょうど良いということで、私の師匠が20数年前に米国留学から持ち帰った練習法だ。今では、あちこちの講習会でブタ顎骨を用いた講習会があるが、日本に持ち込んだのは師匠であると聞いている。

ブタオペは2日間に及び、オペ基本術式やエムドゲイン、GTRなどを学ぶ。受講生は18名で2グループに別れ、私は1グループを担当した。最近の受講生はさすがに私より年下の先生が増えてきたが、以前は殆ど、私より年配の先生で非常に気を使った記憶がある。

人にモノを教えることは、非常に自分のためになる。学生や受講生の前でデモを行いながら、話すことは、緊張感の中で見本を示すことである。正に天覧試合でホームランを打たねばならぬ心境で臨むこととなる。

緊張の中で、いつもどおりのことが出来て初めてプロといえるだろう。むしろ、緊張したほうがいつもより気合が入っていい仕事が出来るというのがプロ中のプロと言える。

治療をするのに緊張しないことは無い。歯を削り、歯肉を切り、骨に穴を開ける・・・不可逆的な変化を与えることになる歯科治療を行う歯科医師で緊張しない者などいない。その緊張の中で、思うように仕事が出来なのであれば、患者さんには大変申し訳ないこととなる。

自分に過度のプレッシャーをかけ、それを乗り越える訓練はなかなか出来ることではないが、講演会や講習会を行うことは、絶好の良い機会である。

今回のブタオペも、受講生以上に自分の勉強と訓練になった。ありがたいことである。
インプラント講演会
昨日の講演会では順番の関係で、時間がなかったために割愛したことを含め簡単におさらいします。講演も早口になってしまい十分なプレゼンになっていなかったと思いますので、ここで簡単にお話します。

さて、講演のテーマは「スマートインプラント:早くて簡単、そして審美的なインプラント治療」を行うにはどうしたら良いかと言うことでした。

【スマートインプラント】という言葉自体が、私の造語ですが、シンプルで効果的という意味から、このような言葉を用いています。スマートインプラントのメインは、抜歯即時フラップレスインプラントです。抜歯と同時に行うフラップレスインプラントであれば、通常のフラップレスインプラントと比較して遥かに安全と考えられます。

少々前ですが、インプラントで医療事故がありましたが、その事故はフラップレスでの施術だったようです。患者利益を追求してのフラップレスですが、医療事故を起こしてしまったのでは、不利益となってしまいます。

この、抜歯即時フラップレスインプラントですが、まずは症例選択につきると思います。当然、フラップを形成しないわけですから、骨へのマネージメントを必要とする(骨がない)症例はできないということになります。
最も効果が高く、この術式のメリットを生かせる部位は、上顎前歯の抜歯に伴う施術ではないでしょうか。続いて、小臼歯部ですが、昨日お話したように、複根歯では不向きと思われますので、大臼歯部への施術は難しいと思います。もっとも、大臼歯部は、審美的にもあまり問題となりませんし、また、骨のマネージメントを必要となる症例が多いので、基本的には抜歯後、骨の治癒時間を経ての施術になると思います。

では、どういう症例がいいのでしょうか。それは、破折、パーフォレーション、軽度から中等度の根尖病巣、深部への縁下カリエスなどにより、抜歯を余儀なくされた歯を抜去する際におこなうのが良いと思います。

これらの症例では、その病気による周囲骨の破壊を防ぐためにの抜歯を急ぐ必要がありますので、その判断は非常に重要です。「とりあえず、抜いてから後のことは考えましょう・・・」と患者さんに説明する場合もありますが、歯を抜く時にはその後の対応についても相談してから抜歯をするべきです。患者さんの同意が得られれば、抜歯即時フラップレスインプラントにより、周囲組織の最小限の損失で、審美的にも機能的にも満足できる治療結果を得ることができます。何事もそうですが、後から考えても得することはありません。

さて、その条件ですが、唇側にわずかでも骨が残っていることが条件です。その他にも、根尖方向に骨が最低5mmは残っていないと初期固定が得られないため難しいでしょう。

講演の後に質問を受けましたが、「フィクスチャーと骨壁との隙間は2mmまででしたら骨で満たされる」と報告されていますので、骨とフィクスチャー間に僅かにある間隙は、特に何もしなくても大丈夫です。気になるようでいたら、吸収性の骨移植材(自家骨が理想)をつめておけばいいでしょう。

抜歯する際には、通常の抜歯操作よりデリケートな器具操作が重要です。まず、15Cの替刃メスなので、丹念に歯周靭帯を離断します。この作業が周囲組織の損傷を軽減するのに有効です。そして、脱臼はエレベータではなく、剥離子(私はハーシュヘルドを用います)などで少しずつ行います。アプローチは口蓋側からです。間違っても頬側に入れてはいけません。出来れば歯間乳頭部にも入れないほうが無難でしょう。抜歯後の掻爬も頬側骨に過度に行わないようにします。歯根嚢胞などがあり、抜去した歯根側についてこなく、抜歯窩に残ってしまった場合には、可能な限り除去します。この際、適当に行うのではなく、骨と嚢胞壁との境界をしっかり確認し、剥離子などを用いて一塊として摘出できるようにします。

インプラントの埋入位置は、口蓋側よりに埋入し、深度はやや深めにします。こうすることで、技工物の製作に有利となり、万が一頬側の歯肉退縮が起きた際にも、フィクスチャーの露出を防ぐことができます。

以上、抜歯即時フラップレスインプラントのポイントを書いてみました。抜歯は、患者さんにとって非常にショッキングな処置ですが、ほとんど同じ形と機能の歯を作ることが出来るのであれば、患者さんのショックは和らぎます。事実、抜歯したにもかかわらず、全く元通りになった患者さんの喜びは計り知れないものがあります。是非、「抜いてから考えましょう」という、無責任な治療ではなく、抜いた後の治療も考えてから、抜歯を行うようにしたいものです。


インプラント講習会 in 金沢 あとがき
無事、講習会を終え家路に着く。

地方の講演会もなかなか良いものだと思った。元々、一人でいるのは好きではないが、たまには一人も良い。昨晩の接待も早々に切り上げていただく配慮を賜り、21時にはホテルの部屋に戻り一人の時間を満喫した。

今朝の朝食も、なぜか洋食でおまけに紅茶だった。いつもであれば、和食にコーヒーが多いが、気分にまかせたら、洋食に紅茶でおまけにレモンを添えようなどと思ったのがおかしい。一人なので、調子が変だと思いながらも、滑稽な気分の変化を楽しむ自分いた。

同期の先生がホテルまで迎えに来てくれて、講演会会場に着く。

講演会は定時に始まるも、いつものように話しが長く、質疑応答に十分な時間が取れなかった。話し下手で、どうしてもシャープでスマートな講演会にならないのが毎度の悩みでもある。

わざわざ金沢まで呼んで頂いたので、こちらも自分の知る知識と経験を余さず伝えようと、気持ちばかり空回りしてしまったように思う。講演会や講習会を終え、いつも「教えに行き、教わって帰ってくるなぁ・・・」と思う次第で恐縮している。

今回も、午前中はインプラントの基礎編、午後は応用編ということで、ビギナーから上級者まで網羅した内容のつもりであったが、質疑応答の際に、「ああ、その件については今回は盛り込んでなかったなぁ」と思うことがいくつかあり、聞き手の気持ちになりきれていなかったことを反省させられた。

帰りの空港までも、同期の先生が車で送ってくれた。来月行われるクラス会のことや近況のことを話しているとあっというまに空港に着いた。

空港でお土産を買う。目当ては、永平寺漬けであったが、どういうわけか、なかった。味付けした寒干し大根で個別の包装に「永平寺」と書かれたあれである、が・・・。どの売店にもなかった。永平寺周辺にしかないのか???と思いながら、あきらめ手ごろなお土産を買った。

久しぶりに行った金沢は、短いながらも印象深い滞在となった。

是非、次回は納得のいく講演をしに再び金沢の地を訪れらればと思う次第である。

アーク歯科クリニック
インプラントセンター.jp
インプラント講習会 in 金沢
羽田−小松がこんなにも近いとは思わなかった。金沢には3度目か4度目とかになると思うが、ほぼ弾道飛行に近い航路には驚かされた。

フライトの途中、夕日に映える富士山に見とれ、スチュワーデスの給仕に気づかなかった。上空から見る富士山はやや尖った感があり、あらためて富士山の美しさを認識させられた。

ホテルの部屋に着き、カーテンを開けて更に驚かされた。眼下には、加賀百万石の夜景が広がり美しい。あいにくの雨模様だが、その雨が夜景をしっとりとさせ、時折聞こえるかすかな雨音が、金沢の夜景には似合っているように思えた。

これから、ご招待をうけた先生方から接待を受けるが、明日は講演会である。午前午後あわせて4時間のボリュームなので、飲み過ぎないようにしよう。

アーク歯科クリニック
インプラントセンター.jp

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